マネサバおじさん      

マネサバおじさん

マネー・サバイバル

—知識を武器に、未来を変える—

第28回:もし1年前に○○株を買っていたら?

マネサバくん:おじさん、この前ニュースで「1年前に買ってた人は倍以上になった」っていう株が紹介されてたんだけど、そんなこと本当にあるの?

:あるよ。でも、そうなったのにはちゃんと理由があるんだ。今日は「もし1年前に○○株を買っていたら?」っていう“たられば話”を通して、投資における「時間の力」について考えてみよう。

マネサバくん:たらればって、ちょっとズルい気もするけど……気になる!それってどんな株のこと?


■ たとえば、1年前に買っていたら…

:じゃあ、具体的な例を出してみよう。2024年の7月に「任天堂」の株を1株6,000円で買ったとする。そして2025年の今、その株価はおよそ7,500円になっている。つまり1年で約1,500円の値上がりだ。

マネサバくん:えっ、そんなに!?ゲーム人気が関係してるのかな?

:そうだね。新作ソフトのヒット、次世代ハードの発表、円安での海外収益の増加……いろんな要因があるけど、最も大きいのは「その会社の価値を信じて持ち続けた人」が、その成長の果実を手にしたってことだね。


■ 「短期の変動」より「長期の成長」

:もちろん、1年間のうちには株価が下がる時期もあった。でも焦らずに持ち続けていれば、結果的にプラスになっていたわけだ。

マネサバくん:そっか……途中で売っちゃってたら、その利益は得られなかったってことだね。

:そう。その経験から学べるのは、投資では「時間を味方につけること」がとても大切だということ。毎日の値動きに一喜一憂するより、「成長する企業を長く応援する」ことが、良い結果につながりやすいんだよ。


■ 「つみたて投資」も“時間の力”がカギ

:そして、毎月少しずつ積み立てる「つみたて投資」も、同じように“時間”が最大の味方なんだ。

マネサバくん:あっ、ドルコスト平均法ってやつだよね?

:その通り。値動きがある中で、価格が安いときは多く、高いときは少なく買える仕組みだから、長く続けるほど平均購入単価が抑えられやすいんだ。最初は変化が小さくても、10年、20年と積み重ねれば大きな差になるよ。

マネサバくん:たしかに!ぼく、ゲームでレベル上げするの好きだけど、それも毎日コツコツだもんね。投資も似てるかも!

:いい例えだね。ゆっくりでも着実に続けることが、将来の自分を助けてくれる。続けた人だけが見られる景色があるんだ。


まとめ:

「もし1年前に買っていたら…」という話は、過去を後悔するためじゃなく、“これから”の行動を考えるヒントです。投資において最も心強い味方は「時間」なんです。

短期の値動きに振り回されない
・途中で下がっても、長期で見れば回復することが多い
・“いい会社”を信じて持ち続ける姿勢が大切

「時間」は投資の最大の武器
・焦らず続けることで、複利の効果も期待できる
・配当も含めた成長を実感できるようになる

今こそが“未来のスタート地点”
・「あのとき買っていれば」と思うなら、今がその“あのとき”になるチャンス
・少額でも、今日から始めることがいちばん重要


マネサバくん:よーし!じゃあぼく、「未来の自分が“あのとき始めてよかった”って思えるように」今からコツコツやってみるよ!

:それが正解だよ。次回は、「自分に合った投資のスタイル」を探す回にしよう。投資に“正解”はないけど、“自分に合った方法”はきっとあるからね。


次回予告:あなたに合った投資スタイルを見つけよう
コツコツ派?チャレンジ派?ニュース大好き派?──あなたの性格に合った投資スタイルを、一緒に探してみましょう!

【つづく】