
第10回:投資と貯金、どっちも大事?上手な使い分けとは
マネサバくん:ねえおじさん、投資っていいことだって分かってきたけど、「ぼく、貯金もちゃんと続けたいんだけどな。
でも両方なんてできるの?どっちか一方しかできないと思ってたよ。
私:うん、その気持ち、よくわかるよ。
でもね、実は「投資」と「貯金」はどちらかを選ぶんじゃなくて、「両方」バランスよく持っておくのが大事なんだ。
マネサバくん:えっ、貯金もしつつ、投資もするの?どうやって分ければいいの?
私:じゃあ今日は、「お金を守るための貯金」と「お金を育てるための投資」の使い分け方を、一緒に考えてみよう。
まず大切なのは「生活防衛資金」
投資を始める前に、必ず準備しておくべきなのが「生活防衛資金」だ。
これは、たとえばケガや病気、仕事を失ったときでも生活ができるようにするためのお金のこと。
「人によって必要な金額は違うけど、ひとまず3〜6か月分を目安にすると安心だよ。
マネサバくん:へえ〜、たとえば毎月10万円で生活してる人だったら、30万円〜60万円くらいは貯めておくってこと?
私:その通り。
このお金は“絶対に減らしちゃいけない”から、銀行口座や現金として、いつでも使える状態にしておくのが大切なんだ。
投資は「余裕資金」で始めるもの
逆に、「すぐには使わないお金」「しばらく使う予定のないお金」があるなら、それは“働かせて”みてもいい。
マネサバくん:じゃあ、おこづかいをちょっとずつ貯めて、使わない分を投資してもいいってこと?
私:うん、それが投資のはじめの一歩になるよ。
ポイントは、「無理して投資しないこと」。生活に必要なお金まで使ってしまうと、ちょっとした値下がりでも不安になって、冷静な判断ができなくなるからね。
守るお金と育てるお金、両方あってこそ安心できる
「貯金だけ」ではお金は増えないし、インフレで価値が下がってしまう。
でも「投資だけ」でも、いざというときにすぐ使えないことがある。
だから、どちらか一方ではなく、「守るお金(貯金)」と「育てるお金(投資)」の両方を持っておくのが、これからの時代の正解なんだ。
マネサバくん:なんか、盾と剣みたいだね!
私:いいたとえだね。お金も、守る道具と攻める道具をうまく使い分けると、すごく心強くなるよ。
まとめ:お金は「使い分け」がカギになる
投資と貯金、どちらかではなく両立することで、リスクに備えながら将来への備えもできるんだ。ここまでの話を整理しておこう。
- 投資の前に「生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)」を確保する
- 投資は「すぐに使わない余裕資金」で行うのが基本
- 貯金は「守るお金」、投資は「育てるお金」として使い分ける
- 無理せず、バランスよく続けることで安心感が生まれる
- 両立することで、「今」と「未来」の両方に備えることができる
マネサバくん:貯金も大事、投資も大事、ってちゃんと意味があるんだね。
ぼくも「守り」と「育てる」をうまく使い分けてみるよ!
私:もう立派に“お金を考えて動かせる人”になってきてるよ。
焦らず、自分のペースで少しずつやっていけば大丈夫。
次回は、「投資って意外とカンタン?」という話をしていくよ。
実は、100円からでも始められる時代になってるんだ。ハードルが低いからこそ、「行動の一歩が、とても簡単に踏み出せる時代になってきたんだ。次回はその話をしていくよ。
【つづく】
