
投資スタイルは性格で決まる?MBTI診断編
今回は前回のDISC診断とは一味違ったMBTI診断編です。
前回の記事は↓こちら
それでは、早速以下の問題に、直感で答えて見て下さい。
全問応えると、診断結果が表示されます。
いかがでしたか?
MBTI診断とは?
MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、アメリカの心理学者マイヤーズとブリッグス母娘が開発した 性格タイプ診断 です。
人の考え方や行動パターンを 16種類のタイプ に分けて理解するためのフレームワークです。
MBTIを構成する4つの軸
- 外向 (E) / 内向 (I)
- 人との交流でエネルギーを得るか?(E)
- 一人の時間でエネルギーを得るか?(I)
- 感覚 (S) / 直観 (N)
- 事実やデータを重視するか?(S)
- 可能性やアイデアを重視するか?(N)
- 思考 (T) / 感情 (F)
- 論理・合理性で判断するか?(T)
- 価値観・人間関係で判断するか?(F)
- 判断 (J) / 知覚 (P)
- 計画的に物事を進めたいか?(J)
- 柔軟に対応したいか?(P)
結果は16タイプ
これらを組み合わせると、たとえば…
- ENTP:アイデア豊富で挑戦好き
- ISTJ:責任感が強く堅実
- INFJ:理想を追いかけるビジョナリー
など、全部で16タイプに分類されます。
注意点
- 「絶対的な診断」ではなく、自分の傾向を知るツール
- 性格は環境や経験で変化することもある
- 就活や自己分析の入り口、またはコミュニケーションの参考としてよく使われます
マネサバくん:おじさん、MBTIって性格診断でしょ?それと投資って関係あるの?
私:あるんだよ。例えば、コツコツ型の人は長期積立投資と相性がいいし、直感で動くタイプはトレンド投資に惹かれる傾向がある。自分の性格を知ると、投資の「無理ゲー」を減らせるんだ。
たとえば「J(判断型)」と「P(知覚型)」。
Jタイプは計画的でルールを重視するから、毎月の積立やインデックス投資が得意。逆にPタイプは柔軟でチャンスに強いから、短期売買やボラティリティのある市場でも楽しめる可能性があります。
マネサバくん:じゃあ、ぼくがもし「P」だったらデイトレ向きってこと?
私:そうとも限らない。P型でも「I(内向型)」が強いなら、落ち着いた市場で一人コツコツ検証する方が向いてるかもしれないし、「E(外向型)」なら情報交換やコミュニティ投資がハマるかもしれない。要は組み合わせ次第なんだよ。
投資で失敗する多くの人は、実は「自分の性格と合わないやり方」をしているケースが多いんです。数字が得意な人が感覚に頼って失敗したり、逆に直感型の人がデータ分析ばかりして迷子になったり。
マネサバくん:なるほど。つまり、自分のMBTIを知れば、投資のスタイルを“無理なく”選べるってことだね。
私:その通り。投資はマラソンだから、自分の性格に合った靴を選ぶのが一番大事なんだ。
まとめると、MBTI診断は単なる性格分析ツールにとどまらず、投資のスタイル選びにも応用できる便利なコンパスです。投資を始める前に、自分が「直感派」なのか「分析派」なのか、「コツコツ型」なのか「チャンス型」なのかを把握しておくと、長い投資人生が少し歩きやすくなるかもしれません。
次回は、ビッグファイブ性格分析診断をやってみます。
今までのDISC、MBTIと合わせて自分のタイプを改めて確認して見て下さい。