
ラピダスが動いた!2ナノ試作品公開で、日本の半導体が反撃の狼煙を上げた日
「おぉ、これは久々に明るい話題だね!」
そう思わず声が出てしまったのが、今回の日経新聞の記事。
なんとラピダスが2ナノメートルの半導体試作品を初めて報道陣に公開したというのです。
マネサバくん:「2ナノって…ちっちゃいんだよね?ナノって何だっけ?」
私:「ナノはね、1ナノメートル=10億分の1メートルだよ。つまり、2ナノってのは0.000000002メートル。もう分子の世界に突入してるレベル。」
マネサバくん:「なるほど…ちっちゃすぎて、想像つかない!」
でも、この「ちっちゃさ」こそが半導体の命。
小さければ小さいほど高性能かつ省エネなチップが作れるってこと。
つまり、2ナノ半導体というのは、まさに今の技術の最先端です。
そして、この試作品が北海道・千歳の工場で実際に動いたという事実。
日本の半導体産業が本気で復活に向かっている、そんな予感を感じさせるニュースでした。
マネサバくん:「でもさ、ラピダスって急に出てきたよね?前からあった会社?」
私:「いや、2022年にできたばかりの会社なんだよ。トヨタとかNTTとか、8社が出資して作ったんだ。」
マネサバくん:「へぇ~、つまりオールジャパンで作ったってことか!」
さらに政府も本気で後押ししています。
支援額はなんと累計1兆7000億円。さらに今後も1000億円を出資予定。
ただ、今のラピダスの生産規模は月産7000枚程度。
世界最強のTSMC(台湾積体電路製造)は10万枚超とも言われていますから、規模の面ではまだまだ小さなチャレンジャー。
でも、小さな会社だからこそ、スピードと柔軟性を武器にできる。
実際、今回のウエハー試作も「社長の無茶ぶり」でエンジニアが寝ずに試作を完成させたとか…。
マネサバくん:「えっ…寝ずに働いたの?すごい情熱…!」
私:「『魂をこめてほぼ寝ないで試作品を流した』って社長が語ってたらしいよ。職人魂ってやつだね。」
マネサバくん:「なんか…応援したくなってきた!」
もちろん、課題は山積みです。
顧客の獲得、量産に向けた資金調達、そして世界との競争。
試作品ができたとはいえ、それだけで市場が振り向くほど、半導体業界は甘くありません。
それでも、このタイミングでの成功には意味があります。
世界的に「台湾リスク」が叫ばれる中、ラピダスが“セカンドベンダー”として信頼されれば、北米や欧州の巨大テック企業が日本に目を向ける可能性は十分ある。
投資家として見ても、ラピダスの関連銘柄や設備投資先、そしてこの流れで恩恵を受ける国内半導体銘柄など、注目すべき領域は増えていきそうです。
マネサバくん:「でもまだ量産まであと2年くらいあるんだよね?」
私:「そう。2027年量産開始が目標。それまでにちゃんと顧客を確保できるか、が最大のポイント。」
マネサバくん:「じゃあ、今は“種まき”の時期だね!」
まさにその通り。
日本の半導体産業が、再び日の丸を背負って世界に挑む“種まきの季節”。
ラピダスの挑戦が、未来の果実となるかはこれからの努力と支援にかかっています。
それでも、久々に希望が持てるニュースでした。
ラピダス、2ナノ半導体の試作品初公開 27年量産へ顧客開拓託す
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC044WW0U5A700C2000000/
日経新聞 2025年7月18日
