
海水浴が消える時代?それでも“海”が投資対象であり続ける理由
私: マネサバくん、びっくりしたよ…海水浴って、今や夏のレジャーで“少数派”なんだって。
マネサバくん: えぇっ!?「夏=海!」じゃないの?海の家でかき氷食べて、浮き輪でプカプカするあの夏はどこに…?
私: それがね、海水浴客って1985年の3790万人から、今は430万人。ざっくり言うと、9分の1になっちゃったんだよ…。
日経新聞が報じたのは、「砂浜の減少」と「海水浴文化の衰退」という、日本の“夏の定番”が消えていくショッキングな現実。
その理由は多岐にわたります。
- 気候変動で砂浜が消えている
- 公立の海水浴場が減少
- 若者の車離れ・日本全体の高齢化
- 暑すぎて“海にも行きたくない”
- そもそも準備が面倒・砂が嫌
中でも衝撃的なのは、2050年には全国の砂浜が半分近く消えるかもしれないという研究結果。海水面の上昇、台風の巨大化、河川からの土砂供給減少がその背景にあるとのことです。
マネサバくん: でもさ、おじさん…「砂浜が無くなる」って、海そのものが無くなるわけじゃないんでしょ?
私: もちろん。海は残るし、海の“風景の力”って実はずっと変わってないと思うんだ。
マネサバくん: ってことは、泳がなくても楽しめる海の過ごし方にシフトしてるだけかも…?
そのとおり。今、海辺では**「バー型の海の家」**が増えたり、夜間営業やラウンジ化が進んでいます。家族で水着で遊ぶスタイルから、大人が夕暮れのビーチで音楽とドリンクを楽しむスタイルへ。
レジャーの中心も、「泳ぐ」から「眺める・過ごす・撮る」へ変化しているんですね。
投資家目線でいえば、これは一つの大きな転換点。
たとえば:
- 海水浴客に依存しないナイトタイム特化型のビーチホテル
- バーやレストランなどの**“ビーチサイド業態”へのシフト**
- 季節を問わず稼働できるオーシャンビューのサウナ施設やワーケーションリゾート
- 海辺の景色を生かした映像・広告・ドローン空撮サービスなども考えられます。
私: 海って、レジャーから文化、エネルギー、観光、インフラ、広告まで…意外と“用途”が多いんだよね。
マネサバくん: しかも、見た目が変わらないから“ブランド力”もある。海の見えるホテルって、それだけで価値があるもんね!
私: そう。海は“価値の源泉”として、まだまだ投資の可能性があるんだよ。
今回の報道は「海水浴が廃れる=海が終わる」ではありません。むしろ、“かつての海”を脱ぎ捨てた後に、本当のビーチビジネスの姿が見えてくるのかもしれません。
海の家が結婚式場になり、新車発表会の会場にもなり、今ではナイトバーへと変貌してきたように、海辺は時代に合わせて形を変え続けているのです。
【まとめ】
✅ 日本の海水浴客は1985年比で9分の1に激減
✅ 砂浜の減少と気候変動がビーチ文化を直撃
✅ しかし海辺の“風景資産”としての価値は健在
✅ レジャーが「泳ぐ」から「過ごす・眺める・映える」へと変化
✅ 新たな海辺リゾート開発、ナイトタイム観光、エンタメ要素に投資妙味あり
海は、ただのレジャーじゃない。
“変化する価値の象徴”として、投資家に新しい視点を提供してくれています。
【出典】
・タイトル:2050年に砂浜半減も 夏のレジャー、海水浴は少数派
・URL:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC072JC0X00C25A7000000/
・媒体名:日経新聞
・掲載日:2025年8月3日
