
「検索はもう古い?」AI検索の時代に賭けるスタートアップたちの戦略とは
マネサバくん:ねえ、「グーグル検索が消えるかもしれない」って本当なの!?それってインターネット終わりじゃないの?
私:びっくりするよね。でも、終わりじゃなくて“次のステージ”、つまり人間の代わりにAIが調べる時代に進んでる感じだよ。
「ググる」の終わり?変わるインターネット、主役はAIへ
2025年7月10日のウォールストリートジャーナルが報じたのは、グーグル検索に依存しない新しいインターネット世界の話です。
これまで私たちは「10本の青いリンク」をクリックして、情報を自分で探してきました。でも今はChatGPTやPerplexityのようなAIチャットボットが、複数の情報をまとめて一気に教えてくれます。企業もユーザーも、情報の探し方そのものが、がらっと変わり始めている。
マネサバくん:でも、それって便利だけど、企業はどうやってお客さんに見つけてもらえばいいの?
私:今、まさに新しいビジネスチャンスが広がっているんだ!「AI検索で自社ブランドがどう扱われるか」を調べたり、対策したりする新しいスタートアップが続々と登場してるんだ。
アテナやプロファウンドってどんな会社?
記事に登場するスタートアップ「アテナ」は、AIチャットがブランドをどう認識し、どんなふうに紹介しているかを解析するソフトを開発。その結果をもとに、企業がどんなコンテンツを作ればAIに好かれるかをアドバイスしてくれるという、まさに“AI時代のSEO”とも言えるサービスで、企業の新しい武器になりつつあるんだ。
一方の「プロファウンド」も、企業がAI検索の世界でどう見えるかを“見える化”する仕組みを作っています。フィンテック企業のチャイムなど、大手企業もすでに顧客になっているそうです。
マネサバくん:へー!でも、そんなにすぐにグーグルが使われなくなっちゃうの?
グーグルってまだめちゃくちゃ強そうだけど。
私:確かに今もグーグルは検索の90%を握ってるけど、AIチャットによる検索は「リンクが少ない」「クリックしない」「答えが1つだけ」という全く違うスタイル。グーグルも焦って“AIによる概要”とか“AIモード”を取り入れ始めてる。つまり、大きな時代の転換点にいるってことだね。
人間の検索は減っても、「AIの検索」は爆増する?
企業にとってのポイントは、「AIがどんな情報を使って答えを作っているか」。それによって、商品の露出が変わるし、売上にも直結する時代が来るかもしれません。
スクランチという新興企業は、すでにAIチャットボット経由で契約数が9%増加したというデータを発表。これまで「SEOで上位を狙え!」と言っていたマーケティングの世界が、「AIに好かれる文章を書こう!」に変わってきているのです。
マネサバくん:なんか、企業のウェブサイトって必要なくなりそうじゃない?
私:それは極論だけど、実際にスクランチの創業者は「人間によるトラフィックの90%はなくなるかも」と言ってる。でもね、**人間が直接読むページじゃなくて、“AIが読むページ”**を作るという考え方が必要になってきてるんだ。
投資のヒントはここに?「検索革命」の行方を読む
このAI検索時代の変化は、検索広告やSEO関連市場(なんと約900億ドル規模!)のルールを根底から揺さぶるものです。
今注目されているポイント:
- 生成AIに最適化されたマーケティング支援企業(アテナ、プロファウンド、スクランチなど)
- AIの応答精度に影響を与えるデータ会社やAPI企業
- 旧来型のSEO業界との“バトル”に勝つ新興勢力
これからは「ユーザーの検索意図を理解する」だけでなく、「AIが何を優先して提示するか」を見極める視点が必要です。
まとめ:検索の終焉ではなく、進化の始まり AI時代に備えよう
検索エンジンの時代が終わるわけではありませんが、その中心が“人間”から“AI”に移りつつあるのは間違いありません。そしてそれに伴って、企業の情報発信の仕方も、投資家の注目先も、大きく変わっていきます。
マネサバくん:検索って、便利だけじゃなくて、お金も動いてる世界だったんだね…。
私:そうなんだ。情報の見せ方ひとつで、未来の勝者が決まる時代。今まさに、「ググる」から「聞く(AIに)」への時代がやってきてるってことだね。
グーグル検索消滅に商機見いだす新興企業
https://jp.wsj.com/articles/the-companies-betting-they-can-profit-from-google-searchs-demise-f957e6e1?mod=hp_lead_pos1
ウオールストリートジャーナル 2025/7/10
