マネサバおじさん      

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マネー・サバイバル

—知識を武器に、未来を変える—

2025年5月14日

最高益を更新する不動産株、今こそ注目すべき理由

最近の不動産市場、なんだか強いな…と感じた人も多いかもしれません。実際、数字としてもしっかり現れています。2025年3月期、不動産デベロッパー大手5社がそろって過去最高益を記録したというニュースは、投資家として見逃せない動きです。

でも「不動産投資ってお金持ちの世界でしょ?」と構えてしまう方もいるかもしれません。そんな人にこそ、不動産“株”という選択肢を知っておいてほしいのです。


オフィス需要とマンション高騰が追い風に

ニュースによると、今回好調だった理由のひとつは「出社回帰」。在宅勤務が当たり前だった数年前と比べ、企業が再びオフィスを重視する動きが強まり、都心部の空室率が下がったことが大きな要因です。特に、住友不動産は既存ビルの稼働率が上がり、しっかりと賃料の値上げが進んだとのこと。

さらに、マンション市場も活況。三井不動産が手がけた「三田ガーデンヒルズ」では、なんと中高層マンションの1室単価が1億円を超えたとか。高すぎて現実感がないかもしれませんが、逆に言えばそれだけ“売れる自信がある”ということ。需給が引き締まっている証拠です。


株主還元も強化へ、配当や自社株買いに注目

好業績が続けば、投資家への還元も増えるのが企業経営の流れです。住友不動産は年15円ずつ増配して、2027年3月期には年100円の配当を目指すと明言。三菱地所は最大1000億円の自社株買いを発表し、東急不動産HDも配当性向を35%以上に引き上げました。

これらの動きは、配当狙いの投資家にとっては大きな魅力です。さらに、米アクティビストファンド「エリオット」が日本の不動産株に目をつけたことで、業界全体が資本効率や株主還元に対する意識を強めている点も見逃せません。


直接投資が難しくても、不動産株なら手が届く

マンションやビルを買うには何千万円、何億円といった資金が必要ですが、不動産株であれば数千円からでも投資が可能。REIT(不動産投資信託)という選択肢もありますが、今回のように大手デベロッパーの株に注目することで、不動産市場の好況を享受できる可能性があります。

もちろん、不動産株にもリスクはあります。例えば、金利上昇は不動産価格に逆風になりますし、景気が悪化すればオフィス需要や住宅販売にも影響が出るでしょう。ただし、今のところは出社ニーズや都心の住宅供給不足、インバウンド需要といった複数の追い風が吹いている状況です。


PERは控えめ、まだ割安感も?

記事では、不動産業種の平均PER(株価収益率)が14倍と、東証プライム全体の16.5倍を下回っていることも指摘されています。これは「過熱感がまだない」と見ることもでき、長期投資の入口としては悪くない水準とも言えるでしょう。

トランプ関税の進展によって外需株が見直されれば、不動産などの内需株はやや落ち着くとの見方もありますが、それでも底堅い実需に支えられている点では安心感があります。


まとめ:不動産株という身近な“資産形成”の一歩

不動産に直接投資するのはハードルが高い。でも、株式を通じてなら、都心オフィスや高級マンション、商業施設の成長を資産形成に取り入れることができます。

資産形成を考え始めた20代・30代の方にとって、「不動産株」という選択肢は、意外と現実的なステップかもしれません。株主還元も充実しつつある今、この分野を少し意識してみてはいかがでしょうか?


不動産デベ大手5社、最高益 オフィスやマンション好調続く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC095NU0Z00C25A5000000/
データ元:日経新聞 2025/5/13