
ミーム株、再び爆騰!…でも、これって投資?投機?
マネサバくん: おじさん、またアメリカで“ミーム株”がバク上げしてるらしいよ!ゲームストップとか、AMCとか…なんか懐かしいね!
私: ああ、また火がついたみたいだね。個人投資家がSNSで団結して、株価をドカーンと上げてるらしい。でも、これって“投資”というより“戦争”だよ。
マネサバくん: 戦争!?なんか面白そう…いや、怖そう…
私: じゃあ、今日はその“ミーム株騰がるメカニズム”をクイズ形式で見てみよう!
【問題】
最近再び注目を集めている「ミーム株」が急騰する主な仕組みとして正しいものはどれでしょう?
【選択肢】
A. 個人投資家のSNS上の結束によって空売り投資家を追い詰めたから
B. 企業の業績が好転し、機関投資家が積極的に買い始めたから
C. 株価が安くなったので、中央銀行が介入して支えたから
D. 株主優待が強化されたことで、個人保有率が上がったから
マネサバくん: えっと…SNS?中央銀行?株主優待?うーん、やっぱり「業績が回復したから」じゃないの?
私: それが普通の株ならそうなんだけどね……では、答え合わせ!
【正解】
A. 個人投資家のSNS上の結束によって空売り投資家を追い詰めたから
【解説】
ミーム株は「空売りされているボロ株」に、個人投資家が一斉に群がって買い注文を入れ、空売り筋を“踏み上げ”させて株価を吊り上げるという構造です。
特にSNS(X=旧TwitterやRedditなど)で「みんなで〇〇株を買おう!」と団結し、買いのパワーで株価を強引に引き上げます。
- 株価が上がる
↓ - 空売り筋が「やばい!損切りだ!」と買い戻し
↓ - さらに株価が上がる
↓ - 祭りになる
これがいわゆる「ショートスクイーズ」。株価が短期間に2倍、3倍、時には10倍と跳ね上がることもあるのです。
【不正解の理由】
- B:業績好転・機関投資家の買い
→ ミーム株はむしろ業績ボロボロの会社が狙われます。機関投資家はむしろ避けがち。 - C:中央銀行の介入
→ 中銀が個別株に手を出すことはありません。ETFは買っても、AMCは買いません(笑)。 - D:株主優待の強化
→ 優待で株価がちょっと上がることはあっても、300%上昇の原動力にはなりません。
【マネサバくんと語るミーム株】
マネサバくん: でもさ、買った人が儲かったんならいいんじゃないの?
私: 最初に仕掛けた人はね。でも、最後に乗った人は“高値づかみ”してしまい、大損することも多い。仕手株に近い構造なんだ。インサイダー取引では無いけど、違法か合法はきわどい話だよね。
マネサバくん: 日本で言う「仕手株」ってやつ?
私: その通り。アメリカ版“仕手株ブーム”と言えます。たとえば…
- クリスピー・クリーム(ドーナツ)
- ゴープロ(アクションカメラ)
昔は超人気企業だったけど、いまや財務状況はイマイチ。それでも「懐かしさ」と「投機筋の熱狂」で再びスポットライトを浴びてる。
【私の見解】
このミーム株現象には、若者の怒りと遊び心が混じっています。
- 「ウォール街に一矢報いたい」
- 「俺たちでも相場を動かせる」
- 「ギャンブル感覚でSNSで盛り上がろうぜ」
…でも、これは投資ではなく、投機。
「中身を見ないで、空気で買う」行動は、危うさと隣り合わせです。
マネサバくん: なるほどね…僕もSNSで盛り上がってると、つい買っちゃいそうになるけど、冷静に見ないとね。
私: 相場に“熱狂”が生まれたときこそ、冷静さが一番の武器になるんだよ。
【出典】
- タイトル:情報BOX:「ミーム株」再熱狂の訳、300%上昇の銘柄も
- URL:https://jp.reuters.com/markets/japan/4SO63D2JDVKOJMYQ5KSXCSFB3I-2025-07-24/
- 媒体名:ロイター
- 掲載日:2025年7月24日
