マネサバおじさん      

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マネー・サバイバル

—知識を武器に、未来を変える—

2025年7月31日

ボーイング復活の兆し?“買いどき”を見極める投資家の目線とは


私: マネサバくん、ちょっと注目してた銘柄が復活の兆しを見せてるんだよ。ボーイング!

マネサバくん: おぉー、あの空飛ぶ鉄の鳥の会社だね!なんか前は事故やストで大変って聞いたけど、持ち直してきたの?

私: うん、最新の決算を見たら、あの“現金が溶けるように消えていく”状況にほぼ歯止めがかかったらしい。経営再建、効いてきたみたいだよ。


ボーイングが2025年4~6月期決算を発表。営業キャッシュフローがプラスに転じたことに加え、売上高は前年同期比で35%増加。市場予想を約10億ドルも上回る227.5億ドルに達しました。

フリーキャッシュフローは依然として2億ドルのマイナスですが、予想の18億ドルマイナスから比べれば“劇的改善”です。特に注目なのは、ここに来てエアバスを受注数で上回ったという点。

航空機業界は納期の長さからも分かるように、先行きの需要感がダイレクトに業績に反映されます。つまり、「ボーイングは買い戻され始めている」という現実が、株価より先に業績に現れているのです。


マネサバくん: でもさ、航空機って一機一機が高いし、ちょっとしたことで注文がキャンセルになったりしないの?

私: たしかにリスクはあるけど、今回はトランプ大統領が「関税交渉の切り札」に航空機を使ってるからね。政治の後押しで受注が増えてる面もある。

マネサバくん: なるほど…ってことは、“政策銘柄”としての側面も強くなってるってことだね。


政治と経済が交錯するこのタイミングで、ボーイングは「国策銘柄」的な位置づけに入りつつあります。米政府は各国との交渉で航空機購入を条件に関税緩和などの取引をしており、その恩恵を最も受けているのがボーイング。

つまり、民間の需要だけではなく、政治的背景からも業績が支えられているという強みが出てきています。

もちろん、過去には重大事故やストライキなどで株価が大きく下落した背景がありますが、それゆえに今の水準は「割安感が残る投資機会」として見られるのです。


私: もともと売上は巨大だったから、黒字転換のタイミングで入れたら面白いって思ってたんだよね。そろそろ、かな?

マネサバくん: ペンギン的には“空を飛ぶ会社”ってロマンあるし、数字もついてきたらワクワクするね!

私: ただしもちろん、事故リスクや為替、政治変動には引き続き注意だね。投資は自己責任で。


【投資家の注目ポイント】

✅ 営業キャッシュフローが黒字化
✅ 売上35%増、予想超え
✅ エアバスを受注数で上回る
✅ 政治的追い風(トランプ政権の交渉カード)
✅ 長期的にみて黒字転換期の「割安感」

もちろん、まだ慎重な見方が必要な面もありますが、「再建の途中で買う勇気」が報われる銘柄は意外と多いもの。ボーイングはその候補として再浮上してきました。


【出典】

・タイトル:ボーイング、現金燃焼にほぼ歯止め-航空機受注増で業績持ち直し
・URL:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-07-29/T05Y57GPL41C00
・媒体名:ブルームバーグ
・掲載日:2025年7月30日