マネサバおじさん      

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マネー・サバイバル

—知識を武器に、未来を変える—

2025年7月18日

参院選で株が3,000円超下がる?日本市場が試される夏が来た

週明けの海の日、そしてその前日に控えた参議院選挙。
のんびり3連休…とはいきません。投資家にとっては、かなりヒリつく週末になりそうです。


マネサバくん:選挙でそんなに株が動くの?政治と市場って関係あるのかな?

:めちゃくちゃあるよ。過去のデータでは、与党が参院で過半数を割るとTOPIXが平均8%下がったっていう調査もあるんだって。

マネサバくん:8%って、日経平均にするとどれくらいなの?

:ざっくり3,000円超!しかも底打ちまで35〜75日って言われてるから、長引く可能性もあるんだよ。


今回の選挙は、与党が過半数を維持できるかどうかが市場のカギになっています。
野党の多くは「消費税減税」や「現金給付」を公約に掲げており、実現すれば拡張的な財政政策が進みます。聞こえはいいけれど、それが意味するのは「国債の増発=金利の上昇」です。

ここで、忘れてはいけないのが、日本の住宅ローンの約7割が変動金利で組まれているという事実。


マネサバくん:えっ、金利が上がるとローンの返済額も増えるってこと?

:そう。インフレで物の値段が上がるだけじゃなくて、変動金利だと借金の返済額も増えるから、生活が一気に苦しくなるんだよね。

マネサバくん:固定金利にしとけば良かった…って話、聞いたことある…。


加えて、今回の選挙では参政党などの新勢力が台頭していて、「株主優遇の経済は見直すべき」という意見も出ています。もしコーポレートガバナンス改革が逆戻りするような政策が出てくると、日本株への信認にも影響しかねません。

とはいえ、すべてがネガティブではありません。

たとえば、消費税の減税が実現すれば、小売業や食品関連株に追い風になりますし、円安が進めば、自動車や機械といった輸出企業にはプラス材料です。


マネサバくん:じゃあ、株は一時的に下がっても、買いのチャンスになる銘柄もあるってこと?

:そういうこと。だからこそ、一時の下げに惑わされず、金利が上がっても利益が出る会社に注目するのが大事なんだよね。

マネサバくん:なるほど、こういう時こそ冷静な目が必要だね!


この選挙、私たちの生活にも直結する話です。インフレ、金利上昇、所得再分配…。どれも他人事ではありません。
「自分の暮らしを守るために、どんな投資行動をとるべきか?」

そういう視点でニュースを見ると、政治も経済もぐっと身近になります。

明日の夜、為替市場と株価指数を見ながら、日本という船がどこへ進もうとしているのかを見定めたいですね。


与党過半数割れに現実味、新たな重荷背負う日本株-過去は低迷長引く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-07-16/SZDQ8GDWLU6800?srnd=cojp-v2
ブルームバーグ 2025年7月17日