マネサバおじさん      

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マネー・サバイバル

—知識を武器に、未来を変える—

2025年5月15日

地味だけど強い、配当利回り2番目戦略の底力

「難しいことはわからないけど、資産運用はしたい」
そんな声に、ぴったりの投資戦略が見つかりました。

ウォール・ストリート・ジャーナルが紹介したのは、誰でも簡単に始められて、しかも高いリターンが狙えるシンプルな方法。それは“高すぎない”高配当株に投資するという戦略です。


結論:2番目に配当利回りが高い株を買え

配当株といえば、「たくさんもらえる株が一番いい」と思いがちですが、実はそうでもないんです。

記事に登場したアナリスト、サビタ・スブラマニアン氏が勧めるのは、「高配当株の中で、利回りが上から2番目のグループ」に投資するという戦略。理由は明快。1番高い配当を出している株には、“罠”が潜んでいることが多いから。

例えば、株価が大きく下がったことで見かけの配当利回りが跳ね上がっているケースでは、企業の業績が不安定だったり、そもそも将来の減配リスクが高かったりします。


数字で見ると、説得力が段違い

じゃあ、本当にリターンがいいのか?というと、これが驚きの結果です。

S&P500指数に1930年に1,000ドルを投資していた場合、2024年には約860万ドル(約14億円)になっていたそうです。(複利の力は凄い!)

でも、2番目に高い配当利回りのグループに投資していたら……なんと3,100万ドル(約51億円)!
地味な戦略と思いきや、リターンははるかに大きかったわけです。


なぜこの戦略が有効なのか?

1つ目の理由は、「企業としての健全さ」。ほどほどの高配当を出せるということは、業績が安定しており、無理なく株主に還元できているという証拠でもあります。

2つ目は、「リスク回避」。極端な高配当は株価が急落している裏返しのことが多く、安定した収益を狙うにはかえって危険です。2番手グループに絞ることで、比較的安全で安定した銘柄が集まります。

3つ目は、「続けやすさ」。この戦略は、インターネット上で配当利回りのデータさえチェックできれば、誰でも毎月確認してリバランスが可能。ETF(上場投資信託)を活用すれば、より分散も効かせられます。


バフェットが配当を出さない理由も参考に

ちなみに、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイは、60年近く配当を出していません。それでも株主は満足しています。

なぜなら、配当を出す代わりに自社で再投資し、企業価値そのものを高めてきたからです。つまり、配当がないからダメというわけではなく、「どのように株主に還元するか」が重要なんですね。

ただ、我々個人投資家にとっては、毎年の配当という“見えるリターン”は資産形成のモチベーションにもなります。生活費の補填、再投資の原資、精神的な安心感――その効果はバカにできません。


まとめ:地味で退屈?それこそが最強の証拠

この「利回り2番目戦略」、一見すると華やかさはありません。でも、ほとんどの市場環境で通用してきた実績があり、少額からでも始めやすいのが大きな魅力です。

複雑なテクニックもタイミングを見極めるセンスも不要。必要なのは、毎月少しの時間と、コツコツと続ける意志だけです。

株式投資が気になってきた人にとって、この方法はまさに「最初の一歩」にぴったりかもしれません。


最もシンプルな投資戦略こそ最も高収益
https://jp.wsj.com/articles/the-most-profitable-dividend-strategy-is-the-simplest-1369021c
データ元:ウオールストリートジャーナル 2025/5/15