マネサバおじさん      

マネサバおじさん

マネー・サバイバル

—知識を武器に、未来を変える—

2025年10月20日
マネサバくんびっくり

金急落、それでも買い時?

金が急落?何が起きたの?

マネサバくん:おじさん、今日のニュース見た?金が急にドカンと下がったって!これはヤバいやつ?

:あぁ、それ見たよ。確かに2026年8月限の金先物が一日で1265円も下がったんだ。下げ幅としては1982年の上場以来、過去最大だってさ。

マネサバくん:白金(プラチナ)も12%も下げたって…これは何か大事件?!

:うん、でも実は「事件」というよりは、先週の「上がり過ぎ」の反動なんだよ。金って、先週だけで1割以上も上がってたんだ。投資の世界ではよくある「利食い売り(りぐいうり)」ってやつだね。


「サーキットブレーカー」ってなに?

大阪取引所は、あまりに金と白金が急落したので、一時的に売買を止める「サーキットブレーカー」を発動しました。これは過熱しすぎた相場の冷却装置みたいなもの。パニックを防ぐための仕組みです。


「金は安全資産」なのに、なぜこんなに動くの?

マネサバくん:金って「安全資産」って聞いてたのに、こんなに急に下がるの?安全どこいった!

:たしかに「安全資産」って言われるけど、それは「世界が不安定なときに買われやすい」って意味。でも、短期的には投機的な売買も多いから、大きく上下することもあるんだ。

しかも、今回の下落は「下がる理由があった」というより、「上がりすぎて、ちょっと一息」という流れなんだ。


円安でも金は下がる?おかしくない?

本来、円安になると金価格は上がりやすいです。なぜなら、金はドル建てで取引されていて、円の価値が下がれば、同じ金でも「円での価格」が高くなるからです。

マネサバくん:でも今回は円安なのに金が下がったって、おじさんどういうこと?

:いい質問だね。今回は日本市場だけで金が大きく下がったから、円安が効かなかったんだよ。むしろ「日本独自の売り」が出た感じ。過熱感もあったし、急に金価格が跳ねたあとだったからね。
この辺りは投資手法にもよるけど、一定の損失が生じたら損切というルールがあるのなら、守るのも大事。長期投資で多少の上下は気にしないも有り。
事前に決めていた投資方針を守っていれば問題無いと思うよ。


むしろチャンス?長期投資家の目線で見ると…

短期的には「金が暴落!」とニュースになりますが、長期投資の目線で見ると、下がった時こそ「拾い時」でもあります。

例えば、世界では地政学リスク(戦争や経済不安)や、通貨の価値が揺らぐ中で、金の価値は再評価されています。

:たとえばね、先週は金価格が急騰した理由の一つに、中東の情勢不安があるんだ。戦争や政治リスクがあると、金は「安全な避難先」として買われやすいんだよ。

マネサバくん:ってことは、今みたいなニュースで金が下がったら…逆にチャンス?

:そう!もちろん投資は自己責任だけど、「感情に流されずに、価値を見極める」ってのが投資家として大事なんだ。


現物と先物、どう違うの?

ちなみに、今回ニュースになっているのは「金先物(さきもの)」という取引です。将来の金価格を予想して売買する商品で、いわばプロ向け。

でも、私たち個人投資家は「現物の金」や「金ETF」といった商品で投資できます。たとえば、純金積立や、楽天証券やSBI証券などで買える「金の上場投資信託(ETF)」などがそれにあたります。


まとめ:下落=悪い、とは限らない


マネサバくん:おじさん、今日もありがとう!金が急落したって聞いてびっくりしたけど、ちゃんと理由があって、むしろ冷静に考えるきっかけになったよ!

:その調子。感情で動くと、相場に振り回されるからね。大事なのは、ニュースの裏にある「流れ」を読む力さ。


出典