マネサバおじさん      

マネサバおじさん

マネー・サバイバル

—知識を武器に、未来を変える—

2025年10月2日
マネサバくん困った

投資入門:金鉱株で学ぶAEM買付戦略

金鉱株AEMに挑戦

昨日、Agnico Eagle Mines(AEM)に169ドルで指値を入れました。ところが、寄付きは169.59ドル。惜しいところで買えませんでした。投資をやっていると「あと数十セント」という差で逃すこと、けっこうあります。

結局、買値を171ドルに修正し、無事に約定。まずは小さな一歩を踏み出せました。

マネサバくん:おじさん、たった1ドルちょっとの差で買えなかったんだね。悔しくないの?
:悔しいというより、「相場ってこういうものだな」と割り切るしかないよ。大事なのは焦らず、プランを守ることさ。


AEMの魅力はどこにある?

AEMはカナダに本社を置く金鉱株。アメリカ企業と違い「40-F」という報告書で財務情報を確認できます。2025年10月25日には第3四半期決算が発表予定です。
ホームページで確認が出来ます。

最新の第2四半期決算では、以下の動きが目立ちました。

これから金利が低下すると見込まれる局面で、長期債を前倒しで返済しておくのは、将来の利払い負担を軽減する意味で悪くありません。

マネサバくん:借金を早めに返すって、家計みたいだね。
:そうそう。企業も家計と同じで、金利が高いときに借りた借金を減らしておくのはいい方法だよ。金利が下がってくれば、低い利子で借りれるからね。
住宅ローンの借り換えと一緒だね。
投資家はそういう財務の姿勢もチェックするんだ。


金価格と金鉱株のレバレッジ

金価格が上昇したことで、AEMの利益も大きく増加しました。昨年10月には株価が80ドル前後だったのに、いまは170ドル。なんと倍以上。

一方、金価格自体は同じ期間で1.4倍ほどの上昇。つまり、金鉱株は金の価格変動に対して、より大きな値動きを示す「レバレッジ」が効いているわけです。

マネサバくん:ということは、金価格が下がったら金鉱株はもっと大きく下がる?
:その通り。メリットとリスクは表裏一体だね。投資教育的には、こういう“リスクの増幅効果”を体感できるのが金鉱株の良い教材なんだよ。
今回は金価格が下がった時の事を考えて、「常に安定して利益を出している金鉱株」という方針でAEMを選んだんだ。


政治リスクと金鉱株

現在、アメリカでは政府閉鎖が起きています。トランプ大統領は政府職員の大量解雇を示唆したり、民主党知事の管轄する州のインフラ予算を止めたりと、対立は深まるばかり。

このように政府が不安定な時期には、投資家が安全資産である金を買い、金価格が上昇しやすくなります。その結果、金鉱株も上がりやすいという関係があるのです。

一方で、他の米国株は不安定さが嫌気されやすい。投資先を選ぶうえで、政治リスクの影響を意識しておくことも重要です。


日本株と米国株、どちらを選ぶ?

私は個人的に、日本円がアメリカドル以上に危険だと考えています。理由は財政赤字の規模や人口減少といった構造的な問題です。そのため、国内株式にはあまり投資しづらい。

ただし、アメリカ市場が大きく調整したときには「チャンス到来」と捉えたい。優良銘柄を安値で拾えるかもしれません。今回のAEMのように、ひとつひとつの銘柄を分析して買いのタイミングを探すのは、その練習でもあります。

マネサバくん:つまり、今は勉強の時期ってこと?
:そうだね。すぐに大きな利益を狙うんじゃなくて、小さな投資を通じて経験値を積むのが大切なんだ。


まとめ:AEM買付から学べること

金鉱株は価格変動が大きく、初心者には少しハードルが高いかもしれません。しかし、それだけに投資の原理原則を体感する良い題材です。特に20代・30代の投資初心者にとっては、将来の長期投資の土台作りに役立つはず。


※本記事は投資教育を目的としたものであり、特定銘柄の推奨ではありません。投資判断は自己責任でお願いします。


おじさんとマネサバくんのやり取りを通じて、投資が少し身近に感じてもらえたら嬉しいです。