
恐怖の一週間!インフレ復活の足音と日本のピンチ
今週のマーケットは、まさに「恐怖の一週間」と呼ぶにふさわしい、ハラハラドキドキの展開になりそうです。
投資の世界では、たまにこういう「全部の悪いニュースが一度にやってくる」みたいな時が有ります。今日は、そんな今の状況をペンギンのマネサバくんと一緒に見て行きましょう。
マネサバくん:おじさーん!なんかニュース見てたら、みんな怖い顔して「日本が危ない」とか言ってるけど、何が起きてるの?僕のアイス代がなくなっちゃうような話なのかな?
私:お、マネサバくん。残念ながらアイスどころか、ペンギン界の高級魚まで値上がりしちゃうかもしれない大問題なんだよ。今週は特に、日銀の発表や政治の混乱が重なっていて、投資家はみんなガクガク震えている人も多いのではないかな~。
マネサバくん:えーっ、そんなに!?おじさんはベテランだから大丈夫でしょ?
私:いやいや、私だってこの前、円安を読み間違えて大損したばかりだよ。でも、だからこそ今の危なっかしい状況がとても気になるんだ。
日銀と解散総選挙がもたらす嵐
まず、今週の大きなイベントは23日の「日銀金融政策決定会合」だね。その後の総裁の記者会見がくせものなんだ。最近は会見が始まった途端、なぜか一気に円安が進むことが多くてね。今週末もまた「お約束」のように円安が加速するんじゃないかって、みんな戦々恐々としているんだ。
さらに、突然の衆議院解散。これを受けて株価は下がっているし、ドル円も157円台と、なんだか落ち着かない動きをしている。政治が不安定になると、お金の流れも不安定になるからね。
マネサバくん:おじさん、政治家の人たちは「減税するよ!」って言ってるよ。税金が安くなるなら、みんなハッピーで株も上がるんじゃないの?
私:それが罠なんだよ。今は世の中にお金が出回りすぎて、物の値段が上がる「インフレ」が起きているだろう?本来は、お財布の紐を締めて、出回りすぎたお金を回収しなきゃいけない時期なんだ。
マネサバくん:えー、じゃあ減税って逆効果なの?
私:そう。インフレの火にガソリンを注ぐようなものだよ。それなのに与党も野党も「もっと減税!もっと配る!」って競い合っている。これじゃインフレが復活して、もっと生活が苦しくなる未来が見えちゃうよね。
借金で首が回らない日本の「裏事情」
そして、今回最も怖いのが「特例国債法」の期限切れという問題だ。実は日本って、法律では「赤字の穴埋めのための借金(赤字国債)」をしちゃいけないことになっているんだよ。
マネサバくん:えっ、そうなの?でも日本って借金まみれって聞くけど……。
私:鋭いね。だから「特例」として借金を許してもらう法律を毎年作っているんだ。その期限が今年の3月末。もし、選挙の混乱でこの法律が通らなかったらどうなると思う?
マネサバくん:えっと……新しい借金ができなくなる?
私:正解。そうなると、国のお金が回らなくなって、即「デフォルト(債務不履行)」、つまり倒産みたいな状態になっちゃうんだ。今年、日本が発行する予定の国債は160兆円を超えている。一方で税収は80兆円ちょっと。税収全てつぎ込んでも国債発行額の半分も返せない。だから、国債発行が止まったら一巻の終わりなんだよ。
アメリカとの関係と「売れない」ドル
さらに困ったことに、円安を防ぐための「武器」も自由に使えないんだ。為替介入といって、日本が持っているドルを売って円を買う方法があるけれど、そのドルのほとんどは「アメリカの国債」として持っている。
もし日本が、自分たちを助けるためにアメリカの国債を市場で大量に売ったらどうなるか。アメリカの金利がドーンと跳ね上がってしまうんだ。
マネサバくん:おじさん、アメリカのトランプ大統領とか、金利を下げろって怒ってるんでしょ?そんな時に日本が金利を上げるようなことをしたら……。
私:想像するだけで怖いでしょ。アメリカの市場は巨大だけど、日本が持っている1兆ドル分のアメリカ国債を一気に売ったりすれば、相場は大パニックだよ。
マネサバくん:日本は自分の国を守るためにドルを売りたいけど、アメリカに怒られるから売れない……。まさに「なすすべ無し」だね。
私:その通り。そこを海外の投資家(ヘッジファンド)に狙われたら、一気に円売りを仕掛けられて、もっとインフレが進むかもしれない。だから今週は「恐怖の一週間」なんだ。
まとめ:自分の身は自分で守る
色々怖いことを書いたけれど、これが今の日本のリアルな姿なんだ。日銀は自分の持っている国債が損しちゃうから金利を上げにくいし、政治家はバラマキ合戦。そしてアメリカとの顔色を伺いながらの綱渡り。
投資家としては、今は無理に動かず、嵐が過ぎ去るのを待つのも一つの手だよ。私もこれ以上大損しないように、今週は慎重に、かつ冷静に相場を見守るつもりだ。
マネサバくん:おじさん、難しい話を分かりやすく話してくれてありがとう!僕、とりあえずアイスを買うのを我慢して、そのお金を貯金……いや、投資の勉強代にするよ!
私:ははは、感心だねマネサバくん。でも、たまには息抜きも必要だよ。大損した私と一緒に、安い魚でも食べて元気を出そうか。
マネサバくん:おじさんの大損に付き合うのは嫌だけど、魚は食べる!今週を乗り切ったら、また美味しい投資の話を聞かせてね!
この「恐怖の一週間」が、日本の未来にとって良い方向への転換点になることを願うばかりだね。皆さんも、資産を守るためにアンテナを高く張っておいた方が良いかも。
