日本株、売りが続く今こそ考えたい「市場との向き合い方」
2025年4月、日本株はなかなか厳しい展開が続いています。日経平均株価は、トランプ政権による相互関税の影響で大きく下落。先週末には3万2200円台まで落ち込み、週明けも大幅安でスタートしそうな気配です。
記事を読んでいて思ったのは、最後に出てくる「中央銀行が支えるかも」という話。正直、**それってどうなの?**と感じてしまいました。
市場って本来は自分で立ち上がるもの
記事では、アメリカの「恐怖指数(VIX)」が40超えとかなり高まっていることが紹介されています。これは、過去の大きな危機、たとえばリーマンショックやコロナショックの時にも見られた水準。確かに、投資家がピリピリするのも無理はない。
でも、そこで「いざとなれば中央銀行がなんとかしてくれるよね」と期待するのは、ちょっと違う気がするんです。本来、市場はリスクを取った人がリターンを得る場所。上手くいけば利益を得るし、失敗すれば損をする。それが資本主義の基本ですよね。
なのに「困ったら助けて」では、市場の健全さが失われてしまう。市場は本来、痛みを伴いながらも、自分の力で立ち直るもののはずです。
中央銀行頼みでいいの?
日本でもバブル崩壊以降、政府や日銀がたびたび市場に介入してきました。その結果がどうだったかといえば…ご存知の通り、失われた30年です。
ここにきてまた、「日銀に助けてもらえるかも」というムードが漂うのを見ると、ちょっと怖くなります。**「お上がなんとかしてくれる」**というのは、どちらかと言えば江戸時代の発想じゃないでしょうか?
本気で資本主義の国でいたいなら、市場の痛みもきちんと受け入れないと。そう思うんです。
今こそ、自分の投資を見直すタイミング
企業業績の見通しも厳しくなってきています。関税の影響で、2025年度の企業利益(EPS)は7%押し下げなんて試算も出ていますし、最悪の場合、日経平均が2万7000円台に落ちる可能性も。
でも、こんな時こそ大事なのは、**「自分で考えて投資したか」**ということ。誰かに勧められて何となく買った株だと、不安に駆られてすぐに売りたくなります。でも、自分でしっかり調べて「これだ」と思って買った株なら、多少下がっても冷静でいられるはず。
それに、無理に動かなくてもいいんです。慌てず、自分のリスク許容度をちゃんと守っていれば、自然と次のチャンスも見えてくるはずです。
まとめ
市場が不安定な今、焦る気持ちはよく分かります。でも、**「誰かが助けてくれるだろう」と期待するより、「自分の判断を信じる」**ことが大切なんじゃないでしょうか。
ピンチの時こそ、マーケットを長く歩いていくためのいい訓練になるもの。今回の下落を、ちょっと成長するチャンスと捉えて、冷静にこの波を乗り越えていきたいですね。
日本株、なお売りの連鎖 米恐怖指数は危機並みの水準
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB040QJ0U5A400C2000000/
日経新聞 2025/4/7
